制作費 | 49,800円 | (税込54,780円) |
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維持管理費 | 月額3,980円 | (税込4,378円) |
まほろばブログ
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士業専門のホームページ制作会社 |
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2025.04.26|その他
ホームページを開設・運営する際、サーバー選びは最初にしてとても重要な決断です。適切なサーバーを選ぶことで、快適なホームページ運営やメールの使用だけでなく、クライアントからの信頼性向上、事業の効率化などにもつながります。
特に士業の皆さまは、個人情報をはじめ、訴訟関連の情報、クライアント企業の経営に関する情報など様々な機密情報を扱うため、安定性とセキュリティに優れたサーバー選びが必須となります。
本記事では、サーバーの基本知識から士業に適したレンタルサーバーの選び方まで、実務に役立つ情報をご紹介します。(AWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Azureのようなクラウドサーバーに関する情報は掲載しておりません。)
目次
士業の皆さまがオンラインでの存在感を高めるには、信頼性の高いWebサーバーの選択が不可欠です。はじめに、基礎知識としてサーバーやホームページの仕組みについて紹介します。
サーバーとは、インターネット上で情報を管理・提供するコンピューターのことです。士業のホームページを閲覧する際、そのデータはサーバーに保存されており、アクセスした人の端末に表示されます。事務所概要や業務内容、代表挨拶などの各種コンテンツ、相談・お問合せのためのメールフォームに関する情報などはすべてサーバー上で管理され、提供されています。
ホームページの作成・運営をわかりやすく不動産に例えると、
・サーバーは「土地」
・ホームページは「家」
・URLは「住所」
と言い換えることができます。
どんなに洗練されたデザインでコンテンツの専門性が高いホームページ(家)を作っても、それを置く場所となるサーバー(土地)がなければ、インターネット上に公開することはできません。
そして、「https://example.com/」のようなURLは、見込み客がそのホームページにアクセスするための住所の役割を果たします。
サーバーはホームページの表示だけでなく、「info@example.com」のような、独自ドメインのメールアドレスを運用する際にも必要です。
弁護士、税理士、司法書士などの士業の皆さまにとって、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールではなく独自ドメインのメールアドレスを使用することは、専門家としての信頼性を高めるうえで重要となります。
またクライアントと機密性の高いコミュニケーションを行うことを考えても、セキュリティ面で安心感を与えることができます。
士業の皆さまがホームページを運営する場合、自社でサーバーを保有するよりもレンタルサーバーの利用が圧倒的におすすめです。初期投資と運用コストの観点から、自社サーバーとレンタルサーバーを比較してみましょう。
メリット
デメリット
メリット
デメリット
士業のホームページ運用において、信頼性とセキュリティは特に重要です。レンタルサーバー選びでは以下の5つのポイントを重視しましょう。
多くのユーザーに選ばれているサーバーは、安定性や信頼性が高い証拠です。クライアントの機密情報を扱う士業にとって、実績豊富なサーバーを選ぶことは最重要ポイントとなります。
国内シェア上位のサービスや、運営年数が10年以上、導入実績が10万件以上あるサービスを選ぶことで、突然のサービス停止リスクを回避できます。特に同業者の導入実績があるサーバーを選ぶと安心です。
現時点では、エックスサーバー
、さくらのレンタルサーバー、ロリポップ
などが該当します。
技術的な問題が発生した際、素早く的確な対応を受けられるかどうかで、業務への影響の大きさが変わります。
士業事務所の業務(ホームページ運営を含む)では、お問合せフォームやメールを使用した相談者とのやりとりが業務時間外にも発生することがあるため、24時間365日のサポート体制があるサーバーが理想です。
Googleの調査によると、表示速度が1秒遅れるごとにユーザーの離脱率は約7%上昇するとされています。特に専門性の高いコンテンツを扱う士業のホームページには、法律相談や決算申告などに関する緊急性の高い情報を求めるユーザーが訪れます。
快適に閲覧できるよう、最新のSSD搭載や高速化技術(CDN、キャッシュシステム等)を採用しているサーバーを選びましょう。
不測の事態に備え、定期的なバックアップ機能は必須です。システムトラブルやサイバー攻撃によるデータ消失のリスクを最小限に抑えるため、日次・週次の自動バックアップ機能があり、最低でも14日分のバックアップを保持するサーバーを選びましょう。
さらに、バックアップからの復元が簡単に行える管理画面も重要なチェックポイントです。
本記事執筆時点において、日本語サイト全体の80%以上はWordPressで構築されており、士業のホームページでも同様にWordPressが主流のCMSとなっています。
将来的に「相続専門サイト」「企業法務専門サイト」などの業務特化型サイトや、採用サイトやオウンドメディアなどの目的別サイトを追加する可能性を考慮し、WordPressを複数インストールできるマルチサイト対応のサーバーを選びましょう。
エックスサーバー
、さくらのレンタルサーバー、ロリポップ
など様々なレンタルサーバーがある中で、士業の皆さまには信頼性や安定性、管理画面の使いやすさなどを総合的に考慮してエックスサーバー
をおすすめします。士業専門のホームページ制作会社である当社のお客様の8割以上がエックスサーバーを採用しています。士業の皆さまに選ばれるエックスサーバーの5大メリットは以下のとおりです。
エックスサーバーのサービスサイトにアクセスすると、国内シェアNo.1/導入企業22万社/運営サイト数250万件という情報が目に飛び込んできます。20年以上の安定した運営実績は、信頼性が求められる士業のホームページ運営において、大きな安心材料となるでしょう。
24時間365日のサポート体制が整っており、電話やチャットでの問合せにも専門知識のあるスタッフが丁寧に素早く対応してくれます。
「WordPressの使い方がわからない」「メールの設定方法を教えてほしい」といった初歩的な質問にも親切に対応してくれるため、ITの知識に自信がない士業の方でも安心してホームページを運営できる環境が整っています。
セキュリティアップデートや新機能の導入が業界最速レベルなので、常に最新の環境を維持できます。
特に個人情報や機密情報を扱う士業の皆さまにとって、不正アクセス対策やマルウェア対策などのセキュリティ面での安心感は非常に重要です。エックスサーバーなら24時間監視体制で、サイバー攻撃からホームページを守ってくれます。
高速インターフェースの採用でホームページの高速表示を実現しています。法律相談や決算申告など緊急性の高い情報を求めるユーザーに対して、迅速でストレスのない閲覧体験を提供できます。
簡単インストール機能により、ITに詳しくない方でも10分程度でWordPressサイトを構築できます。ブログ機能付きホームページの運営が簡単にスタートできます。
士業の皆さまに適したサーバー選びのポイントをご紹介しました。適切なサーバー選びは、ホームページの安定運用とビジネス成長の土台となります。特に信頼性とセキュリティが求められる士業の皆さまには、エックスサーバー
のような実績豊富なサーバーの利用を検討されることをおすすめします。専門家としての信頼を支える堅牢なインフラ基盤を構築しましょう。
AUTHOR天野 勝規
株式会社まほろば 代表取締役
士業専門のホームページ制作会社「株式会社まほろば」の代表取締役。大阪教育大学 教育学部 卒業。総合小売業(東証プライム上場)、公益法人での勤務を経て29歳で起業。
独立開業時の集客・顧客開拓に関する相談から、年商数億円規模の事務所のマーケティング顧問まで幅広い対応実績。15年間で3,000事務所以上からご相談・お問合せ。
ホームページを活用しつつも、SEO対策だけに頼らない集客・顧客開拓の仕組みづくりを推奨している。
【保有資格】
社会保険労務士、年金アドバイザー2級
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